感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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石黒正数先生『それでも町は廻っている』4巻 少年画報社 感想。

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

のんびり読み進め、
石黒正数先生『それでも町は廻っている』4巻。


一応は歩鳥が主人公なのですけれども、
ますます周囲を固めるキャラクターが濃くなってきた印象な……。


コミカルながらも謎解きチックなお話あり、
ホロリとくるエピソードあり、
学園・学校系満喫な場面あり……と、
どのお話も面白くて。


冒頭の埋蔵金探しは……まぁ、もちろん見つかるか?
と言われると、なのですが、
皆でのお出かけということもあり、ワイワイたのしく。
また、見る側の気持ちによって
まるっきり変わって見える感じがよく伝わるお話で。
最後のオチも良かったです。


巡査さんと歩鳥のバトルも見逃せないですね(笑)。
どちらも、なんだかんだで愛されていそうなのがまた。
風物詩、というかなんというか。


ミシンそば……これは切なくて。
なんだかキュッときつつも、
歩鳥の一撃もこれまた強烈で(;^_^A。
ホントに味があれなのか、試してみたいですが……。


タッツンの意外な卓球スキルも見応え満点。
というか、まぁ、男子の目線はそこに行きますわなー(笑)。
高校以前の姿が見え、
中々に面白いエピソードではございました。


タケルとエビちゃんのお話。
あー、小学生ではありそう! という、
妙な生々しさと微笑ましさがギュッと詰まっていて。
思わずニヤニヤしながら楽しんでしまいました。
エビちゃん可愛いですしね。
理不尽? な感じもまたヨシ。


ラストの正月話。
歩鳥らしくて酷いというか、なんというか(笑)。
個々は酷いのですが、
なんだか憎めない? 感じなのは、
そこは歩鳥だから、ですかねー。
相変わらず、オチも決まって面白いお話でした。


ささーっ、と読んでいるつもりなのに、
どこかしら印象に残っていて凄いなぁ、と思いつつ。
ただ面白いだけではこうはならない筈で。
単発のネタもさることながら、
お話の流れも良いってコトなんでしょうね。


引き続き、先も楽しんで参ります。
やっぱり電子書籍で買い直してよかったー!

ヒロユキ先生『マンガ家さんとアシスタントさんと』1巻 スクウェア・エニックス 感想。

これまた、スクエニ系コミックスセールで購入した作品、
ヒロユキ先生『マンガ家さんとアシスタントさんと』1巻でございます。
もともとアニメ版を見ていて、ずっと原作も気になっていて……
これを機に、全巻購入に踏み切ったのでありました。


んで、久しぶり? のマンアシさんのキャラクターたちとの再会、
となったのでありますが……
いやー、さすが原作! あと、アニメって結構良く出来ていたのだなー、と。
マンガ家さんらしいエピソードもありつつ、
主人公・愛徒と足須さんを中心にした、ちょいとえちぃネタの数々。
愛徒がわりとぶっ飛んだ発想で動くところ、
足須さんが冷静に対応……というあたりがなんとも楽しく。


前もってアニメを観ていた影響? で、
足須さんの声は脳内で早見沙織さんボイスで再生され、
何とも至福の時間でもありまして……
いいですよねー、冷静な早見沙織さんボイス……癒される……
ほんと、脳内再生されているだけなのですが(笑)。
それだけ、アニメのインパクトって大きい、ってコトで。


足須さんにとどまらず、他に登場する女の子も魅力的で。
担当編集・みはりちゃんの愛徒に対する厳しい対応だったり、
それに対するようなアシスタント・りんなちゃんの包容力? だったり。
ドタバタコメディー系なので、
キャラクターが立っているのはとても良いかな、と。


お気楽にサラサラ読めますし、
気分転換には良さげな作品でありました。
続く巻についてもさくさく楽しんで参ります。

STVラジオ『それ行け!オッサン大作戦』2017年06月17日放送分 第057回 感想。

2回分空いての放送……ですが、
変らぬテンションに安心しつつも、
やっぱり毎週聴きたいよなー、という『それ行け!オッサン大作戦』。
オープニングトークは、
あの謎のラジオネーム"海老力一(えびりきはじめ)"さんのお話。
……ホントは"海老カレー"だったところ、
入力・変換ミスで"海老カー"になっていた模様で(笑)。
こういう取り違い? 系でラジオネームが決まることがある、
というのもラジオ番組の面白いところ!


どさんこワイド朝』の誕生日有名人紹介のお話……
いやいや、高橋名人は40歳前後の男性には英雄なのでは(笑)。
私にはストライクなのです(;^_^A。
このあたりも年代の差、ってあるのかなぁ。


明石さんの伏字表現の話、面白いなー。
チョメチョメって、懐かしい(>_<)。
そこから、曲に流れるのも心地よく。


「今週の、"ん……もぉぉおおお!"」
あ゛~! ウォシュレットでもよおすのはわかります……
が、それを利用して、前段階でウォシュレットをキメてから、
というのもやるなぁ。


ガキンチョ傾向のお話。
やかましいのも、これまたわかる(笑)。
ですが、こういうのを笑って見ていられるオッサンになりたいなぁ、
とも思ったりもして。
たぶん、自分が子供のときは、まわりのオジサンたちって、
ウルサイ私たちを優しく眺めていてくれたハズで。
炭鉱住宅のならぶ中、大声出してかくれんぼしてても、
何も言われなかったからなぁ……
それを考えると、ちょっとくらい煩いな、と思っても、
受け入れる余裕は持ちたいなぁ、なんて。
絶対、夜勤あけて、寝てる人いたハズなのよね、当時。


混雑した電車内で隣に誰も座らないお話……
んー! 微妙な間で、座るの厳しそうなときは回避するかも(>_<)。
皆、体格が良くなっていることもあり、
規定人数で座るにはシンドイことが多いんですよねー。
特に男性のみで座っていると、
最後の座席が0.75人分くらいのスペースになってしまって。
そうなると、座れない……厳しいところです。


「メッセージ装填済み!」
女性からバターでえちぃ本の黒塗り部分を消すことに挑戦した話が(;^_^A。
捨てられる場所、って確かにありましたなー。
私は冬場、雪の上に投げ捨てられるポイントに気が付き、
友達と遊んだあと、一人でてくてく帰りつつ、
雑誌が落ちていないかドキドキしていた記憶がありますです。
持って帰る訳でもなく、ただただ、ドキドキしながらページを捲り、
その場に置いて帰ったのであります。


野球帽のお話、なかなかに良いですなー。
程よく忘れられていて、
若い世代には新鮮でしょうし、
そこそこの世代には刺さる、という。


来島海峡の話で検索してみたところ、
動画出てきましたです。
んー、これは感動するかもしれん……。

調布市の話からの飲み屋さんの話題。
これは面白いお店っぽい!!
けど、私的にはお出かけしにくい立地かなぁー。

一度はお出かけしてみたい(>_<)。


「渋いつまみ」
まさかの……ああ、これは難しいかも……。

最近、見かけないですよねー。
子どもの頃は、何気によく食べたような記憶が。
モノ自体が結構、高くなったのかなぁ?
個人的記憶の上では嫌いではないですが、
私がお酒を飲むようになったときにはもう、
おつまみ定番からは外れていたような……。
うーむ?


「オッサン鑑定団」
国名絡みは、確かにもう、通用しない事が多そう。
チェコスロバキアユーゴスラビア……
明石さんが挙げていた"ジョージア"は、知りませんでした。


Link:ジョージア (国) - Wikipedia


イタメシ、ねじ回し……
んー、田舎育ちだったのでイタメシは使わないですが、
ねじ回しは心の中で使うかもですね(笑)。
一人暮らしなので、声として発しないだけで(;^_^A。


「エンディングトーク
うーん、オッサン不足が続いていたので、
ホントにあっという間、でありました。
んでもって、次回もますます楽しみに、という。


ラストネタ……
あー、謎のお茶、飲んだことあるかも……
帯広の親戚のウチから帰ったあたりの車中で。
この手の、世代限定の謎な飲食物、他にもありそう……
するっと、自然に他のものに置き換わっている筈なので、
わりと気づかなそう。
お茶、ということは、ペットボトルのお茶が出る前の可能性が高く。
わりと缶のお茶だったり、ペットボトルの水が売り出されたときって、
衝撃大きかったんだよなぁ。


ということで、次回放送も楽しみに、一週間頑張ります。
ああ、そこまで間をあけずに楽しめる、というのって、
安心しますね……頑張ろう、という気力も出てくる、というものです。


それ行け!オッサン大作戦 | STVラジオ | 2017/06/17/土 19:00-19:30

※上記radiko.jp タイムフリー/シェアラジオのリンク先有効期間は
 放送から一週間となります。

STVラジオ(北海道)
札幌・小樽・苫小牧・室蘭 1440kHz
『それ行け!オッサン大作戦』
パーソナリティ:明石英一郎
土曜日 19:00-19:30
再放送 日曜日 27:00-27:30
メールアドレス:ossan(あっとまーく)stv.jp
Link:それ行け!オッサン大作戦 | STVラジオ

蘇募ロウ先生『なんでここに先生が!?』講談社 感想。

なんでここに先生が!? (ヤンマガKCスペシャル)

なんでここに先生が!? (ヤンマガKCスペシャル)

確かこちらの作品も、Kindleセール対象のときに購入して、
そのまましばらく積んでいて……
チョイと毛色の違う作品を、と思い読み始めてみたら、
これがまた面白く。


もう、表紙がこう、むっちりした、
おまけに強気そうな感じのする女性でして、
期待せずにはいられない感じなのでありますが。
実際、そういうラッキーな状況になってお話が回る序盤、中盤。


"鬼の児嶋"と恐れられる女教師・児嶋先生のえちぃ場面に遭遇しまくる
ごくごく普通の男子高校生・佐藤くん……。
最初は偶然だったのですが、徐々にその傾向にも変化が出てきて。


年上お姉さん好きにはたまらない作品に思います。
もちろん、えちぃ場面も多いですし、
そのあたりの頑張った表現にドキドキも御座います。


各話……特に序盤はテンプレっぽいカタチでお話が進みますが、
そのおかげで、わりと唐突な出会いになっても
そこそこ落ち着いてお話を楽しめるような……
不思議な安心感、安定感があるかな、と。
後半のお話の動きも、その分印象的になっているようにも思いますし。


そこまで期待はしていなかったのですが、
ヒロインの児嶋先生がキャラクター的に素晴らしく。
また、シチュエーションをどんどん変えて、
ホントに"なんでここに?"と思わせるお話も面白くて。
もっと色々エピソードを挟んでも……と思わなくもないのですが、
あまり引き延ばさずにスパッと1巻でまとめたのがまた、
良いのかも? などと。


ちょっとえちぃ感じで、学校モノ、かつ恋愛? も少し挟んで、
のこの作品。
表紙に惹かれたなら是非、お試しあれ、というところかしらん。
私的には満足! でした。

くずしろ先生『兄の嫁と暮らしています。』1巻 スクウェア・エニックス 感想。

Link:兄の嫁と暮らしています。 | ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

スクエニ系コミックスセールにて購入した1冊。
『千早さんはそのままでいい』の作者さん、ということで、
前々から気にはなっておりまして、
丁度いい機会、と。


タイトルから、そのまま同居モノかー、
と思いつつ読み始めましたが……
そうそう単純なお話ではありませんでした。
主人公は男性ではなく女性、なのでありました。


両親を亡くしたあとは唯一の肉親の兄と過ごしていた女子高生・志乃。
その兄も亡くなり、兄の嫁、希さんと生活することになって……。
微妙な距離感ながらも日々を重ねていくふたり。


希さんは職場、志乃ちゃんは学校生活をおくりつつ、
帰宅しては家族として暮らしていく。
接点は"兄"で。


遠慮、心配、悩み……つらいこともありながらも、
あたたかさ、優しさ、楽しさも見えて。
間柄の特殊さがあるからこそ、
より、家族、が浮き上がってみえる……そんな印象で。


想い出やちょっとしたイベントを挟みつつ、
少しずつではありますが関係を良好な方向へ進めているようなふたり。
どのような着地点へたどり着くのかはわかりませんけれども、
良いとろこに落ち着いてくれたらな、と、
素直に思える、そんな1巻でございました。

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