谷川史子『おひとり様物語』講談社感想。

作者: 谷川史子
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2008/10/10
メディア: コミック
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独り身の楽しさ、つらさ、人恋しさ……等々。
ぎゅっと"おひとり様"の喜怒哀楽が詰まっている。

16ページの読み切りスタイル。
それぞれの主人公たちはカタチは様々なれど"おひとり様"。
性別違えど、
独り身の私もなんとも共感してしまうことが多く。
あるある！　と思うこと、
ほろり、とさせられることもあり。
さすが谷川先生、と思ってしまう作品群。

谷川史子先生の作品は、
どうにも谷川節とでも言うか、独特の雰囲気をもっていて。
描かれているのは一見、ありふれた日常に見えるのですが、
そこから掬い取り、紡がれる物語は、
やさしく心を動かすのです。

なんともふんわり、やさしい手触りなのです。

現在、最新刊は３巻ですが、
読み切りの特性上、どこから読み始めても大丈夫！
なのも何気に嬉しいところ。