シギサワカヤ先生『さよならさよなら、またあした』新書館 感想。

さよならさよなら、またあした (ウィングス・コミックス)

某、大人ガールのためのコミック誌に連載されていた作品。


タイトルから漂う雰囲気が既にせつない感じですが……
読んでみると、
登場人物それぞれが悩み、考えながら、
あしたへ向かう姿が印象に残り。
頑張ろう、というか、
這ってでも明日へ！　と、そんな想いが湧いてくるのでした。


シギサワカヤ先生らしい笑いだったり、
妙に生々しい会社ライフだったり、
素敵眼鏡っ娘だったり（万喜さん素敵！）、
ぎゅっ、と詰まっております。


若干、お話によって視点が移動するので
まとまりが悪くかんじられるところもありましたけれど、
それを差し引いてもオススメしやすいかな、と。
どろどろ心理的えろ度も低いので、
シギサワカヤ先生入門編として如何でしょう、
なんて思ったりもするのでした。