2011年の私的Best Comics。

年末なので、思いつくままに振り返ってみようかと。


私的、なので、初出が今年でなくとも、
わたしが触れたのが2011年ならばOK！　という適当ルールで（笑）。


ということで、2011年Best Comicsは……。

谷川史子純愛読みきり集 S (集英社文庫 た 68-7)

積極―愛のうた (クイーンズコミックス)

谷川史子先生の『積極』ですね。
文庫にも収録されている作品ですけれども。
思わず、幼稚園時代からの友人に
「読め！」
と押しつけてしまいました。
（同席していた友人の彼女さんが
「わたしが読む！」と強奪していましたが、あのあとどうなったんだろ……）


なんというか。
こういう恋愛っていいなぁ……と、
しみじみした読後感がなんとも。
短歌って素敵だなぁ、というコトも、
この作品のおかげで痛感させられました。


ま、そういうところから考えると、
万葉集の時代から恋の歌があって、
いまもその系譜が続いてきている訳で……。
素敵ですよねぇ。
とっても個人的な感情なのに、
昔もいまも変わらないって、なんだかすごいな。


今、学生だったら、
卒論なりなんなりにそういうテーマを選んで、
好きに調べられたりしたのだろうに＿|￣|○。
そんな後悔もさせてくれた作品でした。


今後、ことあるごとに読み返す作品になるのだろうなぁ。