感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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冬目景先生『マホロミ』1集 小学館 感想。

マホロミ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

マホロミ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

発売を知った際に思ったのは、正直に申しますと……
新作よりも『イエスタデイをうたって』を進めてくれ!
だったのですが(笑)。
読後は……『マホロミ』の続きを早く読みたい!!
になっておりまして。
ゲンキンなものですね、読者というものは。


『時空建築幻視譚 マホロミ』とタイトルにあります通り、
時空→古くからの
建築→建物の
幻視→まぼろし(記憶)をみる
譚→おはなし
となっております。
ふるくからある建物の記憶を感じられるようになった青年と女性が、
様々な建物を巡りつつ、時代の流れを感じつつ、
交流を深めていく……という。


確かに、昔からある建物であったり、
極端ですが廃墟的なところにいくと、
なんとも不思議な空気、魅力があったりしますよね。
"確かにここに人がいたんだ"という残り香、とでもいうか。
そういうものが、
"建物の記憶"だとすると……と、
この作品を読んで考え直してみると、
ものすごく楽しい、面白い!!
なんて、改めて感動してしまったのでした。


冬目景先生らしい女の子の可愛さも炸裂、です。
黒髪ロングにワンピですよ。
古風な昭和風なお洋服ですよ。
これで惚れない訳、ないじゃないですか。
さらにショートカットで快活で、
しかも幼なじみで剣道な女の子まで!
建物も気になりますが、こちらの諸々も気になります。
ショートカット女子は、
すんごいかわいいんだけど、変に強気で、なのに健気で、
とてつもなくふとーい失恋フラグが既にたっているようにみえて、
今後が楽しみです(笑)。


個人的には、色恋もはさみつつ、
"建物の記憶"に重点を置いたスタイルで
このまま進めていってくれたらなー、と期待。
キャラクターの配置が妙に魅力的なだけに、
そちらに振れたらブレたで面白くなりそうではあるのですが、
そうしたら、折角の個性的で面白い、
建物に軸を置いたお話が残念なことになりますので。
まぁ、主人公の祖父とヒロインの関係もありますし、
うまくまわしていってくれそうな雰囲気なのですけれども……
問題は、次巻がいつになるのか、なんですよね、
ファン的には(笑)。


そいえば、『文車館来訪記』重版かかったんですかね?
Amazonに在庫が! ということで、注文してしまいました(^_^;。
届くのが楽しみでございます。
文車館来訪記 (KCデラックス アフタヌーン)

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