石田敦子先生『球場ラヴァーズ−私が野球に行く理由−』6巻 少年画報社 感想。
球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 06 (ヤングキングコミックス)
- 作者: 石田敦子
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2012/10/09
- メディア: コミック
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基町姐さんスキーにもたまらない感じです♪
COMIC ZINさん購入特典のカードは……
実央ちゃんのセクスィーな……はずが、
あまり色気を感じないのはキャラクターをわかっているから、なのか。
さらしを巻く、闘う女! という感じにみえるのです。
ちょっと、精神的に弱くなってきている私には、
"応援"してくれているような一冊であり、シリーズ。
日本プロ野球、特に広島カープが軸なこの作品なのですが、
何気に、ちょこちょこと、他の球団を応援している人だったり、
同じチームを応援しているひとの背景が描かれていて、
すごくいいな、素敵だな、と思うのです。
主人公格の実央ちゃん以外も、
ちゃんと背景をもって、誠実に向き合ってかかれている、
そんな感じのする作品で、大好きなのです。
着地しつつも、次へ。
明日へ、一歩を進み出す彼女たちには、
ほんとに、勇気をもらえました。
仕事帰りの電車の中、読み終えましたけれども。
球場に集う人のように、
通勤電車に乗っている人、
それぞれに、背負っている背景があるのよね。
なんともドラマティックな世界に生きているんだろう。
北海道から関東に出てきたときに感じた、
なんともいえない感動、というか、
背中の数だけ背負ってるものがあるのよ、
というのを実感させてくれる作品なので、
たまらないのですよね。
で。
お話の流れだったり、あとがき? からすると、
なかなかに面白い展開になりそうで。
これからも『球場ラヴァーズ』から目を離せない感じだな、
と思ったのでありました。
スポットの当て方がうまい。
登場時点から構想してたんだろうなぁ。