感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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糸杉柾宏先生『うわこい』2巻 少年画報社 感想。

積極的な女の子と流されやすい男の子……
修羅場の予感しかしない『うわこい』2巻。


今回も草食系っぽいのに
お膳が前にあるとしっかり頂く主人公ユキテルくんが活躍。
新たに、性に奔放な夢乃カオリなどというおにゃのことも
関係をもち、修羅場っぷりに拍車が……。
最初からの浮気相手、レナにしても、
クールに見えて、微妙に嫉妬したりする感じも垣間見え、
なかなかに熱い展開を予想させます。
最初からユキテルに思いを寄せている
幼馴染かつ、周囲からも恋人判定のユノに関しても
積極的に動き始めており……面白い展開になってきました。


『あきそら』もそうでしたが、
各キャラクターの背負うもの、というか、
性質、というか。
それぞれに、重さ、というか、業の深さ、みたいなものを
感じるんですよね。
読めばわかりますが、さっくりセックスしちゃいますけれども、
なんというか、その背景をちょっと考えてしまうところが、
『うわこい』にはあるんですよね。
『あきそら』にもそれがあり、好きだったのですが。
「え? ここでいいの? 後で大変なんじゃないの?」
という。


割と長期的なスパンでヤバい状態に追い込まれていくのが、
『うわこい』の魅力かもしれません。
次巻、いきなり修羅場スタートの予感ですが、
そこを主人公ユキテルくんとレナが
どう乗り切るか、今から楽しみです。
……今後、毎度修羅場が訪れそうな……
ユキテルくん、いつか刺されるぜ……。

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