感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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石田敦子先生『球場ラヴァーズー私を野球につれてってー』1巻 少年画報社 感想。

プロ野球応援マンガ『球場ラヴァーズ』も第二章へ。
主人公は、
野球を知らない女の子だった実央から、
野球がキライな女の子の日南子へバトンタッチ。
それぞれ、事情がありつつ、プロ野球へ接点を持っていきます。


シリーズなだけにベースは一緒、なのですが、
主人公が変わると当然のように視点が変わりまして。
同じ「プロ野球」を観るお話でも、随分と印象が変わってくるのでした。
実央は、とあるキッカケで出会った人からカープにつながり。
日南子は、幼なじみ? からプロ野球へ繋がって。
人それぞれの出会い、だったり想いを感じられ、
読んでいて飽きないのでした。


ミッキーの件はかなりビックリしましたが……。
まさか、こういう仕込みがあるとは夢にも思わず。
可愛いのでOKですけど。


前作のレギュラーキャラもちょいちょい顔を出すので、
それはそれで楽しく。
こういうのって、良いですよね。


……前作の実央は学校での交友に問題、
ひらたくいえばいじめられていて。
今作の主人公である日南子は家庭に問題があり。
背負っているものがありながら野球に対面する、というね。
それぞれの思いを胸に球場へ集う。
……うん。こういうのってイイですよね。
日常を冷静に見渡せば、こういう場面がそこらにある。
みんな頑張って、色々ありながらもそこに立っているんだ、
という感覚を思い起こさせてくれまして。


本当、他の作品には代えがたいカタチで元気をくれる、
そんな作品に、私の中ではなってきましたです。
次巻も楽しみです。

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