三部けい先生『僕だけがいない街』1巻・2巻 角川書店 感想。
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: コミック
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- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/06/01
- メディア: コミック
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読み始めたら、緊張感もあって、
スピーディに頁を捲る感じになりまして……。
最近の三部けい先生に多いサスペンスモノ? です。
主人公は漫画家志望の青年、なのですが、
身の回りで事故など、悪いことがあった際、
時間を巻き戻すことができる(というか、巻戻る?)、
という能力……リバイバルをそなえておりまして、
何だかんだでお人よしな主人公は色々と事件に巻き込まれるのですが……。
つまりはアドベンチャーゲームでよく見かけるループものの仕組みを
コミックスに持ってきた感じなのですが、
母親との関係や、自分の将来について(仕事)だったり、
身近な女の子のことだったりを上手く織り交ぜており、
飽きないで読み進めることができます。
何より、1冊ごとのまとまりが良い!!
気持ちよく読み終え、次、というように読めますし、
先が楽しみに……って、3巻いつになるんですかね、コレ。
いくつかある不明点が少しずつ明らかになっていくのでしょうが……
しかし、みんな救えるのかな。
真犯人にはたどり着けるのかな。
そこに着いたときに観るものは何なんだろうな。
うん。これは良い買い物でした。