enchantMOON、届きまして軽く触っての感想です。

Link:enchantMOON ; The Hypertext Authoring Tablet
7月31日夜、発送メールが届きまして、8月1日着……という。
もうちょっと遅れるかしら、と思っていた中、
さっくり届きました、enchantMOON。
予約時の期待は何処へやら、先日Webに流れた分解画像にガックリきてしまい、
なんだかなぁ……というところへの実機、でした。
ちなみに予約したのは、
予約開始日の夕方、公式サイトから、です。


午前中に職場で受け取り、
お昼休みに保護シートを貼って、弄りはじめて。
自腹、個人での購入ですからね……。


手にしたenchantMOONのバージョンは2.3.0。シリアル番号は563。
動作はカクつきますし、確かに言われていた通り、
手書きの取りこぼしも散見されますが、目にした評判よりは使える感じで。
文字の検索も、思っていたよりも出来る。
……このあたりは本当に個人の感触によるところなので、
なんとも、なのですけれどね。
どんどんテキストを書き溜めると、面白い展開になりそうな予感は
感じさせてくれております。
現状、テキストを書き溜めることでの問題、
というのも発生するんじゃないの？
なんて予感もあるのですけど(笑)。それはそれ！　ということで。


問題は……そう、一般的なタブレットとして使おうとすると、
おそらくはまったく、使い物にならないようなところ。
メーラーはありません（Webメールを利用する手はあるか……）。
一般的Android端末のようにアプリの追加はできません。
Web閲覧も重いです。WiFiの感度も微妙です。
なにせ「通気口が空いているのか、珍しいな」
と思った本体背面の穴、
User Guideによりますと、WiFiアンテナ内蔵箇所、とのこと。
電波を通すところを作らないとシンドイくらいのつくり、
ということ、なんですね。
コンテンツ消費にはとことん向かない、そういう感じです。
自分からの出力専用、でしょうか。
電車の中で使う、というスタイルがイメージできないですね。
iPad的な、Androidタブレット的なものを想像して入手された方がいたとするなら、
本当にただの金属のような手触りの板……
というような感想を抱かれても仕方がないかもなぁ、なんて思いました。
書くことがなければ、何もない端末ですから。


で、私は今後、どういう使い方をしていくのか、
なのですが、当初思い描いていた通り、
コミックス、アニメをみていて気の付いたことをメモしたり、
仕事中のちょっとしたメモ書きであったり、
そういうことに使っていこうかな、と、思っています。
紙じゃないので、どんどん、何でも書いていこう、と。
もったいないことなんてないですし、
色々、どうでもいいことも書き込んで、
蓄積していくことが価値になる……かもしれない。
後日検索かけたとき、テキストから、
何か面白い傾向がみえるかもしれない。
もちろん、どうにもならないかもしれない(^^;)。


まぁ、なんというか、
これひとつで何でもこなそう、と思っているなら、
絶対に回避した方が良い端末……ですね、enchantMOON。
とにかく書くことをしなければ何もおこらない。
当面、日々持ち歩いてカリカリ書き込んでまいります。


enchantMOONの機能面あれこれについては、
思いつき次第、書いてまいります。