感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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渡航先生『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』9巻 小学館 感想。

俺ガイル9巻、Kindle版にて読了です。


8巻で奉仕部の面々がかなり微妙な空気になってしまったので
どうなるのかしら……とハラハラしながらページを捲った9巻。
解決、と言うのかどうかはわかりませんが、
なんとか和解に近い感じにはなったのかしら。


生徒会長となった一色いろはのサポートから端を発する、
今回のお話。
空気悪いなりに緊張感のある前半、
平塚先生のアドバイス、
皆で出かけるテーマパーク……までは本当、テンポよく、
気を張って楽しめました。
ゆきのんと和解するにしても、微妙にわかりにくい感じなのが
とても性格……というか、そういうものが出ていて
よかったかな、と。少し誤解? がありそうなのも今後に何気に繋がりそうで
楽しみなところです。
ガハマさんの天然サポート力も見どころでしたし。
過去の登場人物がちらほらと出てくるのも良かったかな、と。
あまりに新キャラばかりだとついていけないところもありますし、
既にある程度の性格だったり背景もわかって読むだけに、
その振る舞いに深みも出てくる、と申しますか。
ただ、終盤は若干、盛り上がりに欠ける感。
難しいところですけど……
いや、まぁ、「もう読み終わってしまうのかー」という
そういう個人的ローテンションさも影響してそうですけど(笑)。


平塚先生もカッコよかったすなー。
さすがは表紙、という。いつも格好いいですが。
特に
「誰かを大切に思うというのは、
 その人を傷つける覚悟をすることだよ」
というセリフは良かったですね。
うん。今後も比企谷くんを導いていって欲しいところ。


最後に2箇所ほど脱字、変換ミスを見つけたのでご報告。
Kindleなので何ページかはわかりませんが……。
位置No.1984
"戸部はきょろきょろと一色の姿をしていたが"
……おそらくは「姿を探していたが」。
位置No.3635
"そらチーターはネコ化だし"
ネコ科な気が!
割とKindleって沢山の本を持ち歩けるのはもちろん、
ラインを引いて後からそこへ飛んだり出来るのも便利ね、
と思い始めた今日この頃。
上の2点も、気が付いてラインを引いておいたのでした。
紙だったら勿体なくてできない(笑)。


ということで、なんとか関係性を取り戻した奉仕部。
次はどうなるのかしら。
クリスマスのあとは……んー……って、
季節ものだけじゃないですよね(^^;)。
新作とアニメの2期を楽しみにしつつ……満足な9巻でありました。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

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