感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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谷川史子先生『おひとり様物語』5巻 講談社 感想。

おひとり様物語(5) (ワイドKC Kiss)

おひとり様物語(5) (ワイドKC Kiss)

4巻から2年近く待っての新刊。
いやー、長かった!!
でも、待った甲斐のある、流石の内容でした。


第31話の自分を認められる感じですとか、
第32話の発見、
第33話での衝撃の冒頭と東京への想い、
終わった恋との対峙、
第34話の瑞々しい気持ち、
第35話は……こんなダンナさん素敵だよね!
第36話については独身としてかなり頷きながら……。


どれもこれも捨てがたいお話ばかりで。
素敵なセリフも沢山で。
今のところ、いちばんのお気に入りは第32話での
「淋しいから なんていやなんだ
 愛しくてならないから
 求めたいんだ
 淋しくても 淋しくても
 ひとりで立てる
 自分になりたい」
ですかね……わりとひとりでいても自立できていなかったりするので。
そういう自分を省みる読後、だったりしまして。


恋愛のお話が主、ではあるのですが、
ひとりで生活していくことの色々も詰まっているのが、
この『おひとり様物語』の面白いところ。
困難なこと、転機を迎えつつも、
しっかりと一歩を踏み出すおひとり様たちに元気をもらえる……
今回も、そんな1冊にまとまっており、大満足でした。


次はもう少し早く出ると嬉しいですね(笑)。


※帯には、この作品における"おひとり様"の定義が書かれており、
 興味深いです。単純に"独身"ではないのね。

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