感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

スポンサーリンク

三部けい先生『僕だけがいない街』4巻 角川書店 感想。

仕事帰りの電車の中で一気読み、です。
どうなるんだろう、コレ……
という終わり方をした3巻からのお話ですので、最初から緊張感満点で。
失敗を繰り返してからのリトライ、なので、
行動の一つひとつが重い、というか、
重く感じられるんですよね。


一応、ひとつの事件には区切りがつくのですが、
全てが解決した訳ではなく。
今回仕掛けたことも先々に影響を及ぼしそうで、
そのあたりも注目かな、と思っています。


何気にいいな、と思ったのは、
主人公の独力で切り抜けるのではなく、
まわりのサポートを受けて突破、解決へと向かっていくところ。
理解者がいてくれる心強さ、というか。
考え込んで、息が詰まる場面が多いだけに、
読んでいてホッとしますし、ね。


さて……過去の事件、
ひとつは防ぐことに成功したように見える訳ですが、
まだまだ何とかしなければならないことはあって……
5巻ではまず、どこに手をつけるのか、が気になるところ。
現在、にどういう変化が出ているのか、もアレですけどね。
早くも次巻が楽しみなのでありました。


……と、そうそう。
三部けい先生の新刊、もう一冊、出てるんですよね。こちらは『カミヤドリ』系のアクションもの。
途中まで読み進めていますけれど、
どことなく狩り系のゲームをしている感じに近い印象?
背景が重たいですけれども……って、
それは一緒か(^^;)。
カミヤドリ』が好きだった方には文句なしで推せる一冊かと思います。

“感想温泉はてな亭”は
amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された
アフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。