渡辺ペコ先生『ボーダー』2巻 集英社 感想。
- 作者: 渡辺ペコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: コミック
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- 作者: 渡辺ペコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/12/19
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ついつい積んでいた渡辺ペコ先生『ボーダー』2巻。
初っ端の種田さんのセリフ
「清田くん わたし 3年前まで男だったの」
で引き戻された感じで。
モラトリアムな大学生の清田と
バツイチ子持ちの元・男の種田さん。
思いを告げた清田に心を開きつつある
種田さんだが、簡単にはいかなくて……。
−渡辺ペコ先生『ボーダー』2巻 集英社 裏表紙より
ということで、恋愛色が強いです。
問題につきあたり悩んで……って、
私が好きなパターンですね(^^;)。
41頁のセリフはとても気に入って。
「清田君は混乱しても仕方ないよ
恋してるんだもん
モヤモヤ もじもじ ハラハラもだいごみでしょ?
ホントはちょっと気持ちイイでしょ?
好きなだけたんのうすればいいし
それがしんどいなら
あきらめれば終わりじゃん」
と、女友達からもらう言葉。
ですよねー、とは思うものの、
真っ只中だったりすると、なかなか気づかないもので。
清田くんも心の整理をつけ、
種田さんの方も色々と向き合って。
ラストも悪くないカタチだったかと思います。
ちょーっと、展開早いかな? という気もしましたが、
色々盛り込むと重くなりすぎたのかもしれませんし……。
難しい関係ではありますが、
それだけに、恋に焦点が絞れている印象で。
とても楽しめました。
他にも渡辺ペコ先生作品で積んでいるものがあるので、
近々そちらも読んでみます。