感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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kashmir先生『てるみな』1巻 白泉社 感想。

てるみな 1―東京猫耳巡礼記

てるみな 1―東京猫耳巡礼記

てるみな 1 (楽園コミックス)

てるみな 1 (楽園コミックス)

楽園 Le Paradis』第17号掲載の『ぱらのま』が面白かったので、
前作? の『てるみな』に着手。


現実と想像の間、のような世界観がゆるゆると。
連載中は主人公が猫耳、という段階で何故かアウト、
で、読んでいなかったのですが。
改めて読むと、とっても面白かったです。


関東の様々な電車に乗ってお出かけ……な
お話なのですけれども、
実際にある路線をもとに味付けをしている感じで。
その加減が絶妙。
降りた先が別世界、みたいに描かれていますが、
ほんと、知らない土地に初めて行ったときの感覚、って、
こういうものだよなー、と。
目に見える風景は、もちろん日々の延長線上にあるもの、
なのですが、心に広がるものって、
『てるみな』の描いているものに近いのかもな、と。
そういう世界観に猫耳がすとん、とハマっているのでした。


最近、どうも知らない風景に出会えていないので、
なにか考えないとな……と。
自転車乗るにしても、楽に多摩サイ走って終わり、に
なってしまっていますし、
走ったことのないトコロへ出かけて刺激を受けないとなー、
などと思ったことです。
知らないこと、新しいこと、というのに触れるのは
正直、疲れることでもあるのですが。
とっても大切なことで、こういう感じ、視界は、
忘れちゃいけないのよね、などと。


2巻も買っているので、明日読みます。

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