kashmir先生『てるみな』1巻 白泉社 感想。
- 作者: kashmir
- 出版社/メーカー: 白泉社
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- 出版社/メーカー: 白泉社
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前作? の『てるみな』に着手。
現実と想像の間、のような世界観がゆるゆると。
連載中は主人公が猫耳、という段階で何故かアウト、
で、読んでいなかったのですが。
改めて読むと、とっても面白かったです。
関東の様々な電車に乗ってお出かけ……な
お話なのですけれども、
実際にある路線をもとに味付けをしている感じで。
その加減が絶妙。
降りた先が別世界、みたいに描かれていますが、
ほんと、知らない土地に初めて行ったときの感覚、って、
こういうものだよなー、と。
目に見える風景は、もちろん日々の延長線上にあるもの、
なのですが、心に広がるものって、
『てるみな』の描いているものに近いのかもな、と。
そういう世界観に猫耳がすとん、とハマっているのでした。
最近、どうも知らない風景に出会えていないので、
なにか考えないとな……と。
自転車乗るにしても、楽に多摩サイ走って終わり、に
なってしまっていますし、
走ったことのないトコロへ出かけて刺激を受けないとなー、
などと思ったことです。
知らないこと、新しいこと、というのに触れるのは
正直、疲れることでもあるのですが。
とっても大切なことで、こういう感じ、視界は、
忘れちゃいけないのよね、などと。
2巻も買っているので、明日読みます。