竹宮ジン先生『想いの欠片』3巻 白泉社 感想。
- 作者: 竹宮ジン
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: コミック
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マユ、ミカ、サキ、三人の想いの交差がなんとも悩ましく。
親友ポジションながらも密かにマユへの想いを抱くサキが、
なんともせつないです。
そしてラストなんですが……んー。
三人の関係をうまく壊さず、
それでいて互いの気持ちのバランスもとって着地させる、
そんなミカさんの作戦? だったのかしら?
誰が欠けてもマユは不安定になりそ、でしたし。
ともかく、ちゃんとおさまって安心でございました。
本編と一緒に収録されているweb増刊作品では
『お兄ちゃんとマユ』がツボでした。
こういうコミカルな感じ、好きなのです。
また、マユが可愛いんだな、これ。
巻末の描きおろし『明日への想い』は、
最後を締めるのにピッタリで。
結構、緊張感のあった本編のあと、
ほっとして読み終えられる……というか。
良い構成だとおもいます。
表紙のつくり、カバー裏もさすがの作り。
『楽園』系コミックスはこういうのが嬉しいのよね。
ということで、『楽園』本誌の連載は一区切りとなりましたが、
竹宮ジン先生の作品は今後も追っていこう、
と思っているのでありました。
web増刊には登場するのかしら? 小まめにチェック入れないと……。