感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

スポンサーリンク

宮城とおこ先生『白桜の園―ホワイト・ガーデン―』集英社 感想。

白桜の園―ホワイト・ガーデン (クイーンズコミックス)

白桜の園―ホワイト・ガーデン (クイーンズコミックス)

宮城とおこ先生の旧作を古本であつめたことがありまして。
そのうちの一冊。ようやく読みました。


叔父が理事長を務める嵯峨桜花学院に転入してきた白妙。
いきなり「姫」に据えられ、
生徒会長的な役割を担うことになるのですが……。


前半戦は舞台の嵯峨桜花学院の説明と登場人物の整理。
中盤以降から、エピソードも充実してきて、
いよいよ面白く! というところで終わってしまう残念な感じで。
敵対勢力がチラホラ現れて、なかなか良かったのですけど……ね。
終わり方は唐突な感じではありましたが、
元々、こういうカタチで終わる予定だったんだろうなー、という。
どのタイミングで入れるか、くらいが問題で。
なので、もちっとその前に詰め込んでほしかったなぁ、と。
カリカリした白妙と天然怪力娘の菜々花のコンビのやり取りが
なかなか楽しかったので、


以前読んだ『ラズベリーフィールドの魔女』も
食い足りない感が強かったですが、
そちらと近い読後感でございました。

“感想温泉はてな亭”は
amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された
アフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。