宮城とおこ先生『精霊プロデュース』2巻 角川書店 感想。
- 作者: 宮城とおこ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: コミック
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精霊プロデュース(2)<精霊プロデュース> (あすかコミックスDX)
- 作者: 宮城とおこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/03/12
- メディア: Kindle版
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これで完結です。
神になるべく地上に降り立った精霊"周(あまね)"。
偶然に出会った女子高生、百瀬椎菜のサポート? を受けつつ
地上にて活動するのですが、地域の氏神一派に狙われて。
氏神の使い三兄弟の長兄も登場して終盤。
氏神側の周辺事情や、周のうまれた理由だったり、
椎菜の破壊神体質の所以も明らかに。
なのですが、ぎゅっと詰め込まれていて、
すこしばかり薄めの味付けのような。
もっと描きこんでも良かったのかなー、などと思いつつ、
頁を捲るのでありました。
別王と周、だったり、別王と椎菜の関係だったり、
椎菜母も少々謎めいておりましたし。
氏神のエピソードもさらりと流れていった感があり、
勿体ないな、と。
締めは悪くない、と思いましたけれども。
おさまるところにきちんと、な印象で。
なんだかんだ、椎菜の尻に敷かれそうですけどそこが良い(笑)。
見た目はともかく、強い女の子が多いような気がするのよね、
宮城とおこ先生作品って。