ハルミチヒロ先生『ベルベット・キス』1巻 竹書房 感想。
Kindle版がセール! ということで、
4巻まとめ買いで1,336円でございました。
白泉社の恋愛系作品をまとめたコミック誌
『楽園』にも作品が掲載されているハルミチヒロ先生。
そちらで掲載作を読むうち、興味を惹かれ、
この『ベルベット・キス』も気になっておりまして。
そんなところでKindle版のセール、とあらば、
手を出さない訳にはいかないですよね?
身に覚えがない訳ではないにせよ、
騙されるような形で多額の借金を背負うことになってしまった新田くん。
返済を凍結するための条件として示されたのは、
ある女性のお友達になること。
その女性、とても魅力的なのではありますが、
影があるとでも言いますか。
あまり多くを語らず、新田くんを振り回しまして。
何だかんだいいつつもはまり込む新田くんでもあるのですけれども。
読み始めた当初は、出来すぎた話! とも思いましたし。
女の子は艶めかしいし。
借金返済凍結の条件が美少女とお付き合いすること、だとか。
でも、それでも、ずぶずぶと飲み込まれても仕方ないような。
それだけの魅力がヒロインの花乃子にはあるかな、と。
どうしようもなく求めてしまう感じ、というかなぁ。
何か、そのようなものを感じた1巻なのでした。
表紙の女の子に惹かれたなら、
手に取って間違いないかと思います。