感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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大石まさる先生『りんりんD・I・Y』VOL.3 少年画報社 感想。

最終の3巻でございます。


中学3年になった鈴(りん)と花梨(かりん)。
先には進路をどうするか、という大問題がありまして、
それまでの自由な生活は一変。
ふたりの間に、少し溝ができてしまうのでした。


ここまでの気ままな日々はどこへやら。
結構、シリアスな内容でした。
とはいっても、中学生の進路がお話の軸、ですから、
それなりではあるのですが。


お互い、色々と考え、感じていることがあって、
将来を見据えて後悔のない一歩を。
向かう道は違うけれど、互いに祝福を。


なんだろな、こういう関係は素敵だな、と。
何年たとうが、
会えない時間がどれだけあろうが、
顔をあわせたら即、時間が巻戻るように
するする言葉が出てくるような。
そんな、ね。


何気に、住んでいた家のあった場所へ行く場面で
グッときました。
……いつか、私も地元で同じような気分になるんだろうな、って。
今は実家がありますけれど、
いつかはなくなる訳ですから。


それをみたとき、私はどう思うのかしら。
鈴ちゃん、花梨ちゃんにまけないくらいの、
素敵な気持ちを抱きつつ、
その日を迎えられたらな、と思ったのでした。

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