佐藤ショウジ先生『トリアージＸ』11巻富士見書房感想。

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 Kindle版にて。
今回のKindle版は"電子特別版"として、
巻末に"電子特別版付録裏表紙イラストセレクション"つきで、
ちょっと嬉しいです。
もっとも、これまでの電子版に裏表紙イラストがなかった、
とも言えるので微妙なのではありますが、ないより良いですよね！
タブレットのFireだったり、PCでみるとカラーで楽しめますので、
そのあたりも○、です。
CHARACTER DATA BASEも収録されておりまして状況整理もしやすく。
こちらはみたところ、電子版も紙版も収録されてそう？
組織や登場人物が増えてくると、
こういうおさらい資料、助かりますよね。

肝心の本編は10巻の続き。美琴の潜入ミッション。
ウィルスD99を巡る戦い、隷歌の暗躍……
隷歌が本格的に動き出した、ということで
アクションシーンも多めで。
見開きも大迫力、です。
電子版だと、PCだったり大き目のタブレットで読むと、
ホント、見開きの凄さを満喫できるかと。

隷歌についてはまだまだ謎が多く。
動機であったり、背景が見えてこない、と言いますか。
今後の展開に期待、でしょうか。
このあたりが見え始めると、
お話全体の着地点も見えてくるのかも、ですけれど。

ピンチな状況ではありますが、
アンプルワンのメンバーも揃い、戦闘態勢は整った感じで。
ここからどうお話が動くのか、注目です。
多々良さんの動向も気になるのよね……。