感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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宮原るり先生『恋愛ラボ』9巻 芳文社 感想。

ついに『恋愛ラボKindle版の最新巻、9巻でございます。


今回はいつものレギュラー4コマとは異なり、
一般的な漫画のスタイルで描かれた番外編。
先生だったり、スズの友人だったり、
モブキャラクターの男の子たちだったり……
さらりと作中に登場した彼らからみた『恋愛ラボ』の世界。
1巻からここまで読み進めてきた訳なのですけれども、
ちょっと新鮮な感じで。
マキやリコたちがどのように映っているのかはもちろん、
謎多きサヨの恋人の云々だったり、
より、生徒会メンバーの深みが増すエピソードも
盛りだくさんで。
リコが藤女を目指すキッカケになったエピソードが、
なんだかグッときてしまいましたね……やっぱり。
ヤンがリコに勉強を教えながら、
少しずつ見方を変えていく、というのも印象深く。


読み始めこそ、これまでと構成が違うので
「あれっ?」という感じではあったのですが、
いつの間にか、違和感なく楽しめておりました。
さすがは宮原るり先生。
各キャラクターもよく知ることが出来、
愛着もより深まった印象で。
こういうエピソード集も良いなぁ、と思ったことでした。


さて、10巻のKindle版リリースは何時になるんでしょうねー。
これまでのペースからすると、
ちょっと待たされそうではあるのですけれど……
気長に……ですかね!

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