押見修造先生『ぼくは麻理のなか』1巻 双葉社 感想。
- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/12/07
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- 出版社/メーカー: 双葉社
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って、結局36冊買ってしまったので、この枕はもうイイですね(^^;)。
作品に初めて触れたのは、
Kindleで配信されている『漫画アクション【無料連載版】[Kindle版]』。まぁ、無料だし、普段だと読まないような作品に出会えるかしら……
などと思いまして。
読んでみますと、ホントに知らなかったおもしろい作品が色々と。
無料版がキッカケで、という、
思う壺にはまった展開ではありましたが、
こういうチャンスは大切にしないと……。
肝心の作品は……暗いですね。
主人公の大学生は学校にも行かず、延々とゲームの日々。
楽しみとしているのはコンビニにやってくる女子高生を眺めること。
ある日、そっとあとをつけていると、不意に振り返る彼女。
次に気がついたときにはその娘のベッドに横になっていて、
身体も……。
さすがに女子高生云々はなかったのですけど、
私の過ごした学生生活にかなり近く、感情移入しやすくて辛い(笑)。
ちょっとえちぃのかしら? とも思っていたのですが、
実際には精神的にピリピリくる、と言いますか。
焦りだったり、どうしようもない感じ。
外からみた元・自分の姿。
もちろん、女子高生の身体になってしまったのも謎、なのですが、
他にも問題が山積みで。
これからどうするの? という1巻。
存分にこれからの展開が楽しみになる出来でございました。
無料連載の方でほぼ、読んではいた内容でしたけれど、
やっぱりまとめて読むと違いますね。
先を読み進めるのが楽しみでもあり、こわくもあり。