ナイロン先生『グラマラス』白泉社 感想。
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そんな彼には悩みがひとつ。
明るく、スポーツ万能、
かつスタイル完璧! な"大森ゆか"から好意を向けられていること。
パッと見、ラッキーじゃん? という感じなのですが、
物事はそう単純ではなく。
大森さんに振り回され、
慣れない日々を過ごすこととなる小川くんなのでありました。
ちょっと終盤、強引に終わらせた印象で。
打ち切りに近いのかなぁ……などと。
小川くんが大森さんに対して結構冷たい印象なのではありますが、
どう扱って良いのかわからない、という感じなんだろな、
と、妙に親近感? 的なものを感じつつ読み進めまして。
こういう有難いシチュエーションになったことがないのでアレですけれど、
おそらくはこうなってしまうだろな、
という小川くんには同情、というか、なんというか……
でもね、こういう幸運は大事にした方が良いと思うのよ。
終盤の意外な展開は余計だったかしら、というのと、
終わり方が突然すぎて……で、スッキリとはしない作品ですが、
大森さんは可愛いし、小川くんの気持ちはわからんでもないので、
それなりに楽しめた、というのが感想なのでありました。
ちらちら『フロッグマン』に登場している方々が見えたのも
楽しかったかしらん。