オジロマコト先生『富士山さんは思春期』４巻 双葉社 感想。

富士山さんは思春期(4) (アクションコミックス)

富士山さんは思春期 ： 4 (アクションコミックス)

３巻終盤にて、
成長痛でバレー部をしばらくお休みすることとなった富士山さん。
とてもショックを受ける富士山さんではあったものの、
上場くんは放課後デートができる！　と、
ちょっと前向きに捉えていて（？）。


ということで、今回はデートから。
やっぱり背の高い富士山さんと歩く訳なので、
ある程度は周りからも目立ってしまうのは仕方なく……。
富士山さんが、服、靴のサイズの無さだったり、
後ろの人が見えないのでは……と気になって
映画館があまり好きではなかったり、とか、
背が高いことの色々も描かれておりまして。
大変なんだな、と思うと同時に、
そういうところもまとめて好きになったのであろう、
上場くんって、ちょっと素敵だな、などと思ったりも。


保健室の倉敷先生引っ越しお手伝いエピソードも
ごく普通の日常切り取り系でまったり楽しめました。
先生がわりと良いお姉さん感覚で好感度高し(笑)。


あと、一応、上場くんが放送委員になったメリットは
あったみたいで、良かったというかなんというか。
ひとりで居るときに富士山さんを誘ったりできるのね……
今回描かれているお話はちょっとドキドキしますね(^^;)。
憧れるなぁ……。


プレゼント話は……ちゃんと考えて選んだんだろなぁ、
ということが伝わってきて○、でございました。


大変そうではありますが、
一歩ずつ、ゆっくり進むふたりの関係。
読んでいてどこか、あたたかな気持ちになれるのが良いですね。
あと、羨ましい(笑)。
引き続き、読み進めて参ります。