石田敦子先生『こいコイ!〜球場ラヴァーズ〜』2巻 少年画報社 感想。
こいコイ! ?球場ラヴァーズ? 2巻 (ヤングキングコミックス)
- 作者: 石田敦子
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: コミック
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主人公・恋子も気になるのですが、
周辺もカープの応援を通じ、色々とあって。
中学生って、微妙な位置、ですもんね。
まずは高校進学があって、その先、さらに進学・就職があって。
先々を考えなければならないのはわかっていても、
ちょっと遠く感じられて……でも、高校受験はすぐそこで。
恋子兄の大学受験話も、なんだかわかるなぁ、と。
ジョーの大恋愛話は……『球場ラヴァーズ』では
結構、珍しいエピソードのような。
あまり、恋愛系ってなかったような。
……基町姐さんはともかく。
こういう純粋な話も悪くないな、なんて。
印象深かったのは齊藤悠葵投手のエピソード。
引退した選手のその後、というのは、
やっぱり気になるもので。
後進を育てる側にまわり、野球に携わりながら、
という姿からは、力強いものを感じられて。
お話の軸は『球場ラヴァーズ』としてブレておらず、
プロ野球のエピソードを織り込みながら、
で、ファン……特にカープ好きにはたまらないのでは、
と思います。横浜ファンの私でも楽しめてますしね。
次はシリーズ歴代ヒロイン総出演の作品、とのこと。
総決算的な作品になるのかしら。
あわせてカープもググッと上位に食い込んでくれると、
とても面白くなりそうな!
作品を楽しみつつ、プロ野球の応援もぬかりなく♪