芦奈野ひとし先生『ヨコハマ買い出し紀行』1巻 講談社 感想。
- 作者: 芦奈野ひとし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: Kindle版
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いつか機会があれば……なんて思っておりましたつい先日、
Kindle版1巻が無料になったりですとか、
フェアで40%還元があったり、と、
「ここしかないっ!!」というタイミングがございまして。
……えー、全巻まとめ買いしました(^^;)。
ということで、まったり通勤途中に楽しんでおります。
んー、これはなかなかよろしゅうございます。
雰囲気を楽しむ作品、なのかしら。
舞台は近未来の横浜近郊? 海面が上昇し、其処彼処が水没。
そんな中でも人々の生活はそこにあって。
喫茶店を営む人型ロボット・アルファの日々。
何気ない日常。人情味。どことない寂寥感。
あかるく前を向きつつも、ちょっとさびしい。
バランスが素敵で。
風景も綺麗でございまして、印象的、です。
少々田舎っぽい、のどかな空気感がたまらないです。
ゆっくり、大切に読んでいきたい……
そんな作品に出会えたな、
そんなことを思った1巻なのでありました。
ラストで受け取った小包が少々気になりますけれども。
中身は何なのかしらん。