感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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押見修造先生『ぼくは麻理のなか』4巻 双葉社 感想。

どんどん、ドロドロしたところに入り込んでいく……というか。
現状の小森くんと接触しつつ、麻理さんを探す訳ですけれども。


学校を休み、家族内の問題になり、
だんだんと周囲の人間関係にも変化が見え始め、そして。


麻理さんに近づいていっている、
ということで良いのかなぁ。
物理的な意味合いではなくて、心、というか、
理解というか、そういう方面で……。


最中に麻理さんらしき人から電話が入ったのも
気になるところで。
電話がきた、というよりも
そう感じただけなのかもですけれど。


なんというかな、
麻理さんに吸収されていく、というか。
包み込まれて、麻理さんになってしまうのではないか。
読みながらそんなことを思った4巻でありました。


どろり、とした濃厚な読み口は独特で、
他作品も読んでみたくなりました。


新刊6巻は8/10ですね。Kindle版も同時だと嬉しいなぁ。っと、その前に5巻を読んでしまわないと、
ですけれども(^^;)。

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