かずまこを先生『ひねもすふたり』１巻 竹書房 感想。

ひねもすふたり　1 (バンブーコミックス)

ひねもすふたり（１）

おおっ！　『ディアティア』の、かずまこを先生がBLっ？？？
という驚きをもちつつ、Kindle版『ひねもすふたり』、
購入いたしました。


年上で超引っ込み思案な引きこもり青年と、
純粋で結構ポジティブな直球勝負な高校３年生の同居のお話。
とくれば、まぁ、流れ上、と思う訳ですが、
そうはならない、というのがこの作品の見どころなのかも。


どちらも、男女関係なく、
恋愛云々に疎いのだもの……でも、その分、
お互いのことを真剣に考えているのかもなぁ、
というのが、とりあえずの感想でしょうか。


恋愛方面には転がらない雰囲気を感じますが、
その分、なんだか程よい距離感の男の友情が目覚めそうな、
そんな予感を感じます。


当初感じた期待感、とは別の方向ですけれども、
なにか、すごく面白い作品になるのではないか……
そんなことを思うのでした。


きっちり、男同士の友情を描きつつ、
それをとりまく女性関係もちょいとずつ描いていって頂けますと、
また、楽しそうな、ね。


追いかけるのが楽しみ。
そんな作品がひとつ、増えました。