押見修造先生『ぼくは麻理のなか』6巻 双葉社 感想。
- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/08/10
- メディア: コミック
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- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/08/10
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マグネットバイクを回しつつ、読了。
気持ち悪い、のブーメラン……。
麻理さんになってしまった方の小森くんも
わかってはいるのでしょうけれども。
客観してみてわかる気持ちの悪さ、ってあると思う……が。
難しいところなんだろうな、とも。
では、その気持ちの悪さ、とは。
依さんの感じた気持ちの悪さ、
小森くんの感じている気持ちの悪さ。
すれ違う感じが面白く。
ちょっとした期待が打ち砕かれたのも大きい、
6巻でありましたが、
さらに、一歩踏み込んだ謎が明らかにもなり。
7巻は麻理さんの家族・家庭の関係に踏み込む感じになるのでしょうか。
"気持ち悪さ"であったり、重い雰囲気であったり、で、
お気楽に読める作品ではないのですけれども。
自分のことも省みたりしながら読める、
面白い作品だなぁ、と思っている今日この頃です。
次巻も楽しみです。
依さんを救えるのかな……。