鈴木みそ先生『ナナのリテラシー』2巻 Miso Suzuki 感想。
- 作者: 鈴木みそ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2014/09/24
- メディア: コミック
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- 作者: 鈴木みそ
- 出版社/メーカー: Miso Suzuki
- 発売日: 2014/09/22
- メディア: Kindle版
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2巻はケータイゲームがメイン。
小さなケータイゲーム会社社長の依頼を受け、
ナナが潜入し、社員の天才ゲームクリエイター周辺を探る……という。
ゲーム業界の問題点、というか、
現状がうまくまとまっているような。
据え置き機の開発費の増大、ケータイゲームをプレイする層の変化、
スマートフォンへの乗り換えとそれに伴うゲームの基本無料化加速。
好きなゲームの今、そして未来がどうなるのか、の話だったので
興味深く読むことができました。
大きい会社以外はなかなかに厳しそうではあるものの、
スマートフォン周りとかなら、
まだチャンスはあるのかなぁ……なんて。
にしても、ケータイ、スマートフォンのゲームは
後世に改めてプレイしたくなっても残っていなそうなのが
ちょっと寂しいところで……んー。
お話の締めは綺麗にまとまった感じで良かったかな、
と思います。
もっと荒れてしまうかも、などとも思ったのですが。
引き続き、次巻に着手します。