水上悟志先生『スピリットサークル』5巻 少年画報社 感想。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: コミック
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- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/08/29
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まさかKindle版とかすぐにリリースされてないよね……
なんて思って帰宅後、Amazonで検索したら発売されてるじゃないですかー!
ということで、即、購入。
店頭では他作品を2冊買ってますので、
お許しください……。
んで、5巻。
前半戦はわりと甘々な展開? で。
鉱子に惹かれている方ならたまらないのでは。
って、私が悶絶してたのですけど(^^;)。
こういうあたりの強い女の子の見せる意外な一面、
というのは、お約束と言えなくもないとはいっても、
やっぱりグッとくるもので。
おまけに、前世やら未来でも色々とつながりがあること、
お互いに知っているとくれば、ね。
世界のおわり、についても
すこしだけですが希望が持てたのも嬉しいところで。
そして急転直下な後半戦。
フルトゥナの事が徐々に明らかになって。
4巻最後のルンの行動もわかる気がしますし、
鉱子がキツくあたる理由も伝わったような。
個人としての希望、というか、欲求、というか、
正しい、と考えるものがあっての行動、なのは
わからないでもないにせよ、同意は難しいよなぁ、と。
ルンも板挟み的な立場で辛そうにも感じ。
どう、この流れに抗うのか。
風太は何ができるのか……
意味深なラストだったり、これまでのことからすると、
やっぱり戦わなければならないのか……。
と、大満足。
非常に楽しめた5巻でございました。
最終局面を迎えている、
そう言っても過言ではない展開ですので、
いまから読んで追いついておくのも悪くない作品かと思います。