水上悟志先生『宇宙大帝ギンガサンダーの冒険 水上悟志短編集Vol.3』少年画報社 感想。
宇宙大帝ギンガサンダーの冒険 水上悟志短編集 vol.3 (ヤングキングコミックス)
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2014/08/23
- メディア: Kindle版
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水上悟志先生の短編集。
3冊目となる訳ですが、これまた素敵な作品で。
短編集、という形をとるものの、
微妙にお話に繋がりのあるものが多くて。
読み進めていくうち、スッと一点に集約していく気持ち良さ、
とでも申しますか。
ただ、まぁ、一部のお話については
清々しいくらいにグロい、というのが注意点、でしょうか。
そのあたりも考えあわせた上で、
十二分に面白いですけれども。
お気に入り作品は、
『ギンガサンダー』絡みも良いものの、『わにあに』かしら。
日常生活の中に溶け込んでいるワニの
ミスマッチな感じがなんとも(笑)。
周囲は自然と受け入れているのよねー、これが。
違和感が絶妙で、何とも言い難い面白さを醸している、そんな。
続きものももちろん楽しいのですけれど、
こういう短編集も気楽に読めて良いですね。