感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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谷川史子先生『おひとり様物語』6巻 講談社 感想。

おひとり様物語(6) (ワイドKC Kiss)

おひとり様物語(6) (ワイドKC Kiss)

帯によると「1年9カ月ぶりの第6巻」とのこと。
5巻のときも2年近くかかっていましたから、
今後もこれくらいのペースになるのかしらん。


内容は、と申しますと、もう、期待通りで。
変わらぬ安定感がありつつも、
ちょっと意外な展開に驚かされたり、
ほんのり暖かな気分にさせられたり、
はたまた、せつなさで一杯になったり……と。
収録されている作品はどれも大満足でして。


第37話は、ちょっと「えっ?」と驚かされました。
素直に読み進めていたので……。
自分を省みる場面が、なんとも切なく。
帯の文言はこの作品から、ですね。


第38話は、喫茶店での出会い。
こういう行きつけのお店があるのって幸せよね……
と思いつつ。ラストがちょっと切なく。


第39話は、北海道出身の女性のお話。
思いも寄らぬところでの再会に心揺れる感じ。
私も北海道出身なので、
"戻っちゃおうかな"という気持ちはことある毎に思い浮かび。
共感しつつ読み進めたのでございました。


第40話は、ちょっと打算的? な女の子の話……
ですが良い方に出会えた感じ?
こういう男性、良いですねぇ……私には真似できなそうですが(^^;)。


第41話は、男性が主人公。
を、いつもとちょっと違うぞ? と思いつつ読み進めて、
途中で「ああ!」と。
面白かったです。


第42話、こちらも男性が主人公で。
男性と手伝い先? のおばあちゃんとのお話。
これがなかなか良い話で。
さすがは経験者? のおばあちゃん。
後押しっぷりが素敵でございました。


第43話、眼鏡っ娘キター!!
ということで、見た目的にツボな女性が主人公の作品。
も……ちょっと切なめなお話でございました……
でも、こういう恋も良いですね……。


自宅で読んで、通勤中に読み直して、
と贅沢な楽しみ方をしております。
谷川史子先生の作品は読み返して一層楽しいんですよねー。


次はも少し早めに発売されると嬉しいなぁ。

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