沙村広明先生『波よ聞いてくれ』2巻 講談社 感想。
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- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/23
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- 出版社/メーカー: 講談社
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いよいよラジオの世界に足を踏み入れ……るかな? という鼓田ミナレさん。
まずはスープカレー屋のお仕事と並行して……となりますが、
因縁の男、光雄の姿もチラチラとしまして、
なかなかに一筋縄にはいかなそうで。
ミナレを見いだした麻藤(まとう)さんも
そこを上手く利用してミナレの魅力を引き出そうとしている風もあり。
ということで、無難に面白い、と申しますか。
かなり衝撃的で勢いも感じた1巻に比べると落ち着いてきた印象。
プラスの方向で、ですけれども。
例の光雄との関係についても冷静に対峙できるようになってきたり。
ミナレさんも若干は自身を省みて行動しているような風を感じ。
ラジオの場面については、んー、どうなんでしょう。
結構変化球だと思うので……イメージしている番組風景、
内容とは少々異なるので、
今後、どのようにミナレさんをもっていくのか楽しみなところ。
麻藤さんの話からすると、2巻終盤の放送が終わったところから
レギュラー放送に入りそうな雰囲気ですけれどもどうなりますか。
……そのときこそ、光雄との諸々も綺麗に精算、になるのでしょうけれども。
しかし、そうなるとこの作品の恋愛成分の殆どが消失するような感じもありまして。
どうするのかしらん、と、ますます先が楽しみになるのでございました。
次巻は何時頃になるのかしらん。
じっくり待ちたいと思います。