吉元ますめ先生『くまみこ』6巻 KADOKAWA / メディアファクトリー 感想。
- 作者: 吉元ますめ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2016/03/23
- メディア: コミック
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- 発売日: 2016/03/23
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今回もKindle版同時発売! ということで、
起床直後にダウンロードして読みましたです。
吉元ますめ先生『くまみこ』6巻、アニメ放映も直前でございますが、
原作も益々盛り上がって……
いや、穏やか、マイペースな笑いに満ちておりまして
今回も大満足な仕上がりとなっておりました。
表紙は春の雰囲気いっぱい!
何気に寒そうなのは北国仕様だからかしらん。
私の実家の方も桜の時期はまだ結構寒いです(^^;)。
ではでは、収録作の感想をざっと。
■第三十一話●クロクマ襲来
この熊々しい感じ(なんだそれ?)は
私的には『かってにシロクマ』以来……。
ナツも大変です。
そして、妙に度胸のあるまち。
こういうところも魅力、なのかもですね。
変な包容力、というか。
■第三十二話●村の若衆と恋の季節
『くまみこ』に恋の要素を探すとすれば、
それは当然、ひびきとよしお!
ということで、ひびきちゃんとよしおくんの話、
と思わせておいて、ふたりの距離をなんとかしようと暗躍する
まち&ナツがなんとも面白いお話でした。
ちょっと黒いナツが(笑)。
自然にそれを手伝うまちもアレです(;^_^A。
ひびきちゃんも可愛いですし、
6巻の中でもかなり気に入りました。
■第三十三話●まちの一日
タイトルの通りの、まちのとある一日。
何気ない日々の中の悩みだったり、
なごみだったり。
ちょっとずつ良くしていこう、
と頑張るまちちゃんの姿がイイですね。
■第三十四話●ナツの一日
読み進めると……先ほどのまちの一日の別視点。
今度はナツの一日、です。
そういえばあの場面、なんであんなことに……
なんてところも明らかになりまして。
こういうお話のつくりって面白いですよねー。
しかし、ホント、ナツは大変だわ(笑)。
これからどうなるんだろう。
■第三十五話●解放
超地味な役場のお姉さん保田清里さんのエピソード。
序盤がひどい(笑)。いい意味で!
その流れでこうなるかー、と。
今後も隠れたレギュラーキャラになりそうな気が。
意外と何かの鍵になったりも……しないか(笑)。
■第三十六話●電車でGO!
降り出し? スタート地点?
都会に想いを馳せるまちちゃん復活です。
ここまでの成果を見せるとき、なのかな。
ナツのサポートを受けつつ電車で志望校へ行くことになった
我らがまちちゃんでございますが。
もちろんそんなに上手くいく訳もなくて。
不安一杯の締めに……(笑)。
絶妙な7巻への流れ、たまりません。
■総括
新たな熊も登場。
ひびきちゃんとよしおくんのお話に
清里さんの意外な一面……などなど、
まち&ナツ以外のエピソードも充実で。
より『くまみこ』の世界が広がった……そんな7巻。
舞台は基本、山の中なんですけどね。
まちちゃんも改めて動き出した感もありまして、
続くお話には新たな刺激にも期待してしまったりで。
いやはや、なんとも楽しゅうございました。
当然、次巻までは時間もありますし、
しばらくは既刊を読み返して復習しつつアニメの放映、
待ちますかねー。
んー、こちらも楽しみなり。