志村貴子先生『青い花』5巻 太田出版 感想。
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前回は裏方にまわっていた奥平さんも、
今度はちゃんと役をもらって舞台へ……。
お話的には井汲さんの動きが大きい印象でしょうか。
もちろん、舞台で中心的な役割、
というのもありますけれど……
その家庭環境やら、色々が見えてきて……
なかなかに厳しいところがあります。
少し暗そうな方面に流れそうになりましたが、
また春花ちゃんが引っ張っていきそうな?
ちょっと姉のことやら万城目さんのコトで
悶々としているようなところが気になりつつも。
夏休み、皆で春花ちゃんのおじいちゃんのところ
……箱根の老舗旅館へ……
春花ちゃん、やっぱりお嬢様なのね……。
奥平さんと万城目さんの距離は微妙なまま、
ですかねー。
お互い、気にしすぎて間をあける感じ、というか。
ここからどうするんだろう。
このあたりをみつめる役割が
春花ちゃんなのかもですけれども。
読者ポジション、的な。
いつの間にか、巻数的には後半戦に入るところ。
ふたりの関係もそうですけれど、
井汲さんがどうなるのかも見どころですよねー。
杉本先輩とも何かあるのかな……
ということで、
締めに向けて楽しんで参ります。