感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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『楽園 Le Paradis』第19号 白泉社 感想 その2。

Link:楽園 | 白泉社

楽園 Le Paradis 第19号

楽園 Le Paradis 第19号

しまった! 途中で積んでた!!
ということで、第19号です。
自覚もあり、そんな状況で最新号を読むこともできず、
……この大型連休の目標は未読『楽園』の消化だったりします。
すごいインドア。


それはそれとして。


久しぶりに雑誌として『楽園』を読んだ訳ですけれども、
単行本とは違う面白さがありますね。
もちろん、作品それぞれが一冊にまとまるのも素晴らしいですし、
ストーリーをきっちり楽しめて。
ただ、雑誌のスタイルで様々な色の作品を読んでいく……
というのも刺激的で。
その分、疲れるのも事実で(笑)。
なんだろう……こういうのを楽しむエネルギー、
熱量は持ち続けたいなぁ、なんて。


歳をとる、ってこういうことなのかもしれぬ、
なんて、お酒を飲みつつ思う訳です。はい。
年齢を重ねることで楽しみが増えることもありますけれど、
気を抜くと、色々と失いそうな気がして。
アンテナ張って、踏ん張って、
面白いことをキャッチできる状態を持続したいですし、
もっともっと、気付ける、知れるようになりたいものです。


って、どうでもいいですね。
では、収録作品でチェックしたものの感想をば。

中村明日美子先生『花火と火薬と楽園くん(仮)』

なんとなく夏の終わり感を持ちつつ読みました。
青春だなぁ、なんて。
BL要素よりも、良い友人関係の空気を強く感じたかしら。


私、こういうスタイルの花火をしたのって
……なんだ、もう記憶にない(笑)。
小学生の頃が最後なんじゃなかろうか。
「やろう」と思わないとやらないものだからなぁ。
しかも、ひとりではちょっとアレ、という。

シギサワカヤ先生『お前は俺を殺す気か』第12話

を、2016年5月12日までの期間限定で
ファムファタル~運命の女~』1巻、
無料お試しきてますね!!


いい塩梅で抉ってくるのでこの機会に是非、お試しください。


というのは置いておいて。


騒動の前の静けさ、というか。
ちょっと整理して次へ、という回、なのかしら。
志帆さんも登場して、芝さんもさらにピンチに?
なんというか、
ちょっとマズイ流れのようだけれども流される感じが
なんともかんとも、で。


締めの感情爆発からの発展を期待したいところ。
芝さんの立ち回りもアレですけれど、
やはり双子間で解決しなきゃならんところがありますもんね。


次回はどうなるのかなー、って、
待つ必要はないので近日中に読んでしまいます(^^;)。

panpanya先生『正直者の傘』

この微妙な異世界感が素敵で。
ほんと癖になります。panpanya節、というか。
日常にするり、と入り込むこの感覚。
オチも秀逸で。


panpanya先生の単行本ってKindle版、出ていないんですね。
……いや、この作品は紙で読むのが良いですね。
また、本のつくりも素敵ですしね。
その質感も含めて作品なのかも。かも。

蟹に誘われて

蟹に誘われて

平方イコルスン先生『折角』

ちょいと怖めなお話。
なんとも、な締めもあとを引く感じで。


呆気なくて。寂しくて。

仙石寛子先生『君が僕に恋を』第6話

ちょっとは近づけたのかな?
淫魔の方も少し、変化が出てきたような……
青年も情が移ってきた感じで。
でも、淫魔と人、という関係ですし、
どういう関係に落ち着くのかしら、
なんて先々が気になるところで。


連載はWebに移るんですね。
……単行本待ちかなー。

黒咲練導先生『指導中』

なんとも妖しい魅力にあふれた作品が多く……
今回も、ですね。
深い世界に引き離されそうになりつつも、
つい、頁を捲ってしまう。
そんな。
そいえば、単行本を買っておりました。
近いうちに読もう。

彼女の囀る声 黒咲練導作品集2

彼女の囀る声 黒咲練導作品集2

鬼龍駿河先生『乙女ループ』ある日・19

あっ、このエピソード、単行本でみたことあるぞ!

乙女ループ・乙

乙女ループ・乙


って、ベイスターズの柳田選手じゃないんだから(^^;)。


Link:DeNA・柳田殖生「この投手、ファームで見たことあるぞ」 : なんJ(まとめては)いかんのか?


積んでないで、さっさと読みましょうね、ってコトね。


お話は文化祭の出し物をめぐっての三人組の色々。
しかし、"文化祭の出し物でお化け屋敷"って
漫画やらアニメではよく見かけるものの、
私は出くわしたことないのよね……
わりとメジャーなものなのかしら?
普通に難易度高そうなのだけれど……。

蒼樹うめ先生『微熱空間』第6話

あっ、このエピソード、単(以下略)!

微熱空間 1 (楽園コミックス)

微熱空間 1 (楽園コミックス)


基本、亜麻音と直耶のふたりの関係、
なのですけれども、今回は百合風味。
可愛いだけに、こういう展開も、ね……
最初は気にも留めていなかったけれど、
実はきになっていたひとに近しい存在が現れたことで
自分の気持ちに気づいてしまうのって、
ちょっと辛いのかもなぁ、なんて。


そんなところが楽しい、のかもですけどね。

久米田康治先生『スタジオパルプ』Act 3.

スタントのお話、なのですが
いきなり笑わせられる、という(笑)。
ネタ満載で一気に読ませられました。
勢いでもちこまれるオチがこれまた。


テンポもよく、楽しゅうございました。

位置原光Z先生『一般論』

おっぱいを触ることについての(笑)。
わりと真面目に語っている風もあり、
その分のズレ? が面白く。
こういうノリは大好きで。
さっさと次の単行本、出ないかなぁ。

お尻触りたがる人なんなの

お尻触りたがる人なんなの

お尻触りたがる人なんなの (楽園コミックス)

お尻触りたがる人なんなの (楽園コミックス)

kashmir先生『ぱらのま』Line.03

路面電車のお話。
単純に知識的な面白さもありましたけれど、
やはり、その場の空気……というか、
魅力が詰まっていて。


そういえば、路面電車って乗ったコトないかも。
近場だと荒川線かぁ……むむむ。


ネタ自体もアレなのですが、
最後のコマのセリフが突き動かす感じが、
私、どうにも好きなのですね。
たぶん、こういう感情が薄れてきている分、
何か心動かされるんだろうなぁー。

木尾士目先生『Spotted Flower』第17話

しょっぱなから綺麗なお姉さん登場でドキリ。
つか、このダンナさんて幅広いお付き合いしてるのねー。
お話自体はやっぱりキワドイ内容なのですけれど(笑)。
オチも○、でございました。

ハルミチヒロ先生『ガールフレンド』

女の子同士の……と書きますと百合っぽいですが、
何というか、読んだ感じはホント、
友情なお話に思えました。
女子校で男装してみたり、女子の中で人気者だったり。
百合要素はそこらに転がっているのですが。
新鮮な面白さがあった、そんな作品でございました。

仙石寛子先生『薄暗がりの胸のうち』第6話

先生と生徒の禁断? の百合ん百合んな関係一歩手前。
距離を置かれそうになって一気に詰め寄る訳ですが……
んー、どうなるのかしら。
先生の方は冷静になってきている風ですし。
どこに落ち着かせるのか、
先のお話が楽しみになる、そんな回でございました。

panpanya先生『グラスホッパー・アドベンチャー

子どものころ、これに近しい遊び、したことある!!
って、このお話では助ける流れで、ですけれど、
私の場合は意図的にやってた筈でございまして、
……まぁ、子どものときって何であんなに残酷になれたのかしら、
という話で。
その呪いか何かで、今は虫が超苦手なんですけれども(笑)。
それはさておき。


ほんと、こういうストーリーを思い描きながら遊んでたよなー、
ということを鮮明に思い出したりして。
あの想像力はどこ行ったんだよ!! と自分にツッコミ入れたり。


帰り道の夕焼けっぷりが印象的。
って、白黒な訳ですが、何か夕焼け空に見える不思議。

沙村広明先生『ホモ・ロフィエス-地に満ちよ彼らの命篇-』

コロポックルのなんともロマンに満ちた……と見せかけて!
な、見せかけ部分が短く、なんともな展開になるのは流石でございまして。
意外? な最後もなかなかよろしゅうございました。

水谷フーカ先生『14歳の恋』第27話・第28話

あっ、このエピ(以下略)!

14歳の恋 6

14歳の恋 6


長井くんと日野原先生のお話♪
単行本では読んだものの、
本誌で読むと……大きいんですっ!!
迫力を感じる作品ではないですけれども、
味わいはすこしばかり違いますよね。


しかしまぁ、日野原先生はやっぱり良いですねー。
年上な魅力と恥じらいのバランスが素晴らしすぎる、
というかなんというか。
そこに、なのかどうかはアレですが、
気持ちが動き始めている長井くんがこれからどうするのかも
目が離せないところで。


これまた、面白くなって参りました。

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