志村志保子先生『はじめての猫』ホーム社 感想。
- 作者: 志村志保子
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2016/05/07
- メディア: コミック
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ということでAmazonに注文したものの、
"ホーム社"って? と少々気になりまして。
日本の出版社。集英社の子会社で自社発行の雑誌(「Duet」など)やコミックス、書籍や写真集などを出版している。また、「週刊少年ジャンプ」などの集英社発行の漫画の廉価版コミックスなども手がけている。東京都千代田区神田神保町。
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なるほど、納得。
さて、肝心の作品。
ドラマチックな展開などとは無縁。
主人公のショートな眼鏡っ娘、江衣子さんがにゃんこと不意に出会い、
想像もしなかったような日々を過ごす……
言わば日常系、ですね。
これが……都会で猫を飼ったことのある方にはおなじみ、
なのかもですが、
私にはかなり新鮮なお話ばかりで(^^;)。
父方の祖父が飼っていましたけれど、
ほぼ、放牧に近い状態でしたし(笑)。
住まいの問題から、
習性、あそび、食べ物のこともあったり。
個人的にストライクだったのは
猫のコミュニティがみえてくるところ。
これは、猫に限らず、ほかの同居人だったり、
趣味だったりも同様で。
知らないと見えない、気付かないもの、ことって
沢山あるのよ、ということで。
何か、世界の広がりを感じられて、
個人的には最高のエピソードだったりもするのでした。
そして、一緒に生きていく……という、ね。
ビシッ、と収まる締めがある訳でもなく、
なんともモヤッとした終わり方ではあるのですが。
江衣子さんとナッカ(にゃんこの名前ね)の今後に思い巡らせ……
満足してしまったのでありました。
しれっと2巻出ても、文句なく買いそうです(笑)。
楽しゅうございました。満足!