感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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池田邦彦先生『グランドステーション〜上野駅鉄道公安室日常』1巻 講談社 感想。

グランドステーション~上野駅鉄道公安室日常~(1) (モーニング KC)

グランドステーション~上野駅鉄道公安室日常~(1) (モーニング KC)

池田邦彦先生の新作、ということで購入してみました。
以前、セールをキッカケに興味を持ちまして。

今回の作品は鉄道公安室が舞台。
わりとお世話になるところではありそうですが、
このようなカタチで作品になっているのは
見たことがないような。


シチュエーション的に色々な事件があり。
身元不明なおばあさんのお話、
機関士の親子関係、地見屋に、
謎の多い男、ケーブル窃盗と脱線……。
わりと熱血系の主人公・樋口耕平がそこに絡んで、
なかなかに面白く仕上がっています。
事件自体も時代背景を反映しているものが多く、
ただそれだけでも興味深いことに加え、
描かれている人物たちがサブキャラクターもみな、
魅力的で……生活感がある、とでもいうか。


ということで、個々の話には満足出来ました。
また、後に絡んできそうなエピソードもあり、
そちらの展開にも期待がもてそうで。


次巻もチェックしてみたいと思います。

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