池田邦彦先生『グランドステーション〜上野駅鉄道公安室日常』1巻 講談社 感想。
グランドステーション~上野駅鉄道公安室日常~(1) (モーニング KC)
- 作者: 池田邦彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/04/22
- メディア: コミック
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グランドステーション?上野駅鉄道公安室日常?(1) (モーニングコミックス)
- 作者: 池田邦彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/04/22
- メディア: Kindle版
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以前、セールをキッカケに興味を持ちまして。
今回の作品は鉄道公安室が舞台。
わりとお世話になるところではありそうですが、
このようなカタチで作品になっているのは
見たことがないような。
シチュエーション的に色々な事件があり。
身元不明なおばあさんのお話、
機関士の親子関係、地見屋に、
謎の多い男、ケーブル窃盗と脱線……。
わりと熱血系の主人公・樋口耕平がそこに絡んで、
なかなかに面白く仕上がっています。
事件自体も時代背景を反映しているものが多く、
ただそれだけでも興味深いことに加え、
描かれている人物たちがサブキャラクターもみな、
魅力的で……生活感がある、とでもいうか。
ということで、個々の話には満足出来ました。
また、後に絡んできそうなエピソードもあり、
そちらの展開にも期待がもてそうで。
次巻もチェックしてみたいと思います。