感想温泉はてな亭

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丸川トモヒロ先生『成恵の世界』9巻 KADOKAWA / 角川書店 感想。

成恵の世界 (9) (カドカワコミックスAエース)

成恵の世界 (9) (カドカワコミックスAエース)

久々に『成恵の世界』、です。
9巻、ということでぼちぼち終盤戦も見据えた展開?
なのかしら。


最初のみんなの海水浴シーンにはドキリ、で。
んー、お約束シチュエーションとはいえ、やっぱり良いですね(笑)。
バチスカーフさんが自然体? で和人くんに迫るのがなんとも。
そりゃ、お年頃ですから、正常ではいられませんし、
成恵ちゃんの鉄拳制裁もね……。


お話は一気に宇宙規模に広がって。
ど派手な夏休み、となりました。
チラチラとその予兆はあったと思いますが、
ここまで大事になってくるとは……。


さらわれる成恵ちゃんと和人くん。
様々な思惑に翻弄される様がなんとも、で。
そこで立ち上がってくれる香奈花ちゃんだったり、
バチスカーフさん、鈴ちゃんたち機族三人娘が心強くもあり。


天乃川先生の過去は、なんとも悲しいものでしたが、
何だかんだ、ちゃんと……なのかはわからないですけれど、
恋人の最期を看取れた形になったのは、
けじめ、というか、区切りになったりするのかしらね。
先生の間で浮いている感じは、なんとかなりそう?
飄々としている天乃川先生とはいえ、
ちょっとそこは安心したりもして。


いよいよ、大きなうねりに本格的に巻き込まれてきた?
そんな『成恵の世界』。
ここからどう動くのでしょうか。
やはり、外からの接触が色々あって、な流れになるのかな。
楽しみに先を読み進めたいと思います。

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