感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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丸川トモヒロ先生『成恵の世界』13巻 KADOKAWA / 角川書店 感想。

最終、13巻。
前の巻でわりと落ち着いて見えたのですが
もうひと山ありまして……。


印象に残ったのは、
鈴ちゃん、蘭ちゃん、麗ちゃんの
機族3人娘、ですかねー。
まさかこういう結末を迎えるとは……
それだけに、鈴ちゃんの
「そう もし叶うなら
 私は恋がしたいです
 大好きな人たちにたくさん巡り会って
 ずっと 恋がしたい」
のセリフにグッときてしまって……
うーん、素敵に女の子。
最後のさいごで私の中での
成恵の世界』最強ヒロインになってしまったような(笑)。
こういう女の子に弱いです、はい。


全体的な着地点もしっかりしていて。
その後もフォローされておりますし。
ちょっと寂しいけれど、
香奈花ちゃんの選んだ道もらしい感じで。
そしてラストにやっぱりググッと……ね!
見事でした。


和人くんは少し、影が薄かったかしら。
もちろん、成恵ちゃんを迎えにいく場面は
よろしゅうございましたけれど。
らしい、といえばらしい、ですけれどね!


ということで全13巻、満喫いたしました。
この作品、連載当初は『少年エース』で読んでいたのよね……
その頃は確か成人前で……40ももうすぐ、になった今、
完結まで読み通せて……そんな意味でも?
何か感慨深いシリーズでございました。


また機会がありましたら読み直してみようかと思います。
今度は最初から鈴ちゃんをマークする感じで(笑)。

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