渡辺ペコ先生『おふろどうぞ』太田出版 感想。
- 作者: 渡辺ペコ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 渡辺ペコ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: Kindle版
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発売されていたのは把握していたものの、
Kindle版が同時リリースされず……
待っているうちに忘れ、セール価格で入手、という。
良いのかわるいのか。微妙な気分でございますが。
何か、2016/06/25 23:15現在、
Kindle版の商品ページに遷移すると「アダルト」扱いになってますね。
何でだろ……どちらかというと、
まだ読み始めの河内遙先生のこちらの方がアダルトな内容だけど……。
- 作者: 河内遙
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2013/10/16
- メディア: Kindle版
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タイトルの通り、お風呂をめぐる作品集。
日常の、何気ない一場面、
おふろを軸に展開される様々なお話。
不倫になりそうなギリギリ? ラインのお話あり、
ボーダーラインな時期での息子とのお話もあり、
ずぶずぶはまり込んでいくお話に、
ちょっと不思議な世界に引きずり込まれたり、
母親の現場をおさえてしまったり……
そして、夢の仕事さぼってお風呂♪
渡辺ペコ先生作品の魅力がギュッと詰まっている一冊で。
誰にでもありえそうな、
ちょっと逸れれば入り込みそうな日々がそこにあって。
それでいて、非日常感もどこか感じて……
近くて、遠い? 奇妙な体温が伝わるお話が、どうにもたまらず。
ただ、まぁ、ある程度、
年齢を重ねている方の方が楽しめそうなところはあり。
学生時分に読んでみても、微妙だったろうなー、などと思いつつ。
年とるのも悪くないのねぇ、など、
40近くになってマンガ読みつつ思うのでありました。
なんだか、うん。
渡辺ペコ先生作品の独特の空気、は、
たまに挟みたくなるんですよねー。
これからも新作、追っていこう、と思います。
『おふろどうぞ』楽しゅうございました。