感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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いけだたかし先生『34歳無職さん』8巻 KADOKAWA / メディアファクトリー 感想。

最終、締めの8巻。
いけだたかし先生『34歳無職さん』でございます。
Kindle版も同時発売ですのでそちらで。


約束? 決意? の無職生活1年ももうすぐ終わり。
そんな中での無職さんの日々。


友人との交流で自らを省み。
社会復帰を試み。
娘さんとは……どうなんでしょうね。
どのような関係になったのか、明示はされず。
作品に描かれているところから想像するしかないのですけれども。
読み終えて抱いた思い、気持ちは「さびしさ」、でした。
ふらり、と、目の前から居なくなってしまう、そんな。


お話の締めとして、ひとつの終わり方として、
こういうのもアリだとは思うものの。
やっぱり、ちょっと、わかりやすい、
幸せな娘さんをみたかったかな、とも。


無職さんの日々を楽しむ、というのが最初でしたけれども、
だんだん娘さんとの関係も重みを増してきてましたから……。


ともかく。
余韻のある締め、ではありました。
無職さんや娘さんの"今後"も、たまに読んでみたいなぁ……。


人にもよるでしようし、
読むタイミングによっても感じ方の変わる、
そんな8巻なのかも、とも思います。


いけだたかし先生、連載おつかれさまでした。
次回作も楽しみにお待ちしております。

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