ハルミチヒロ先生『スロースターター』芳文社 感想。
- 作者: ハルミチヒロ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2016/07/15
- メディア: コミック
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- 作者: ハルミチヒロ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2016/08/01
- メディア: Kindle版
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紙の方は早めにリリースされていたのですが、
私は電子版待ちでして。
電子書籍版のリリースがちょっと遅れるパターン、ですね。
ようやっとKindle版が先日、発売されたので早速。
表紙の惹きがかなり強く、
電車の中で読むのを躊躇させられまして(笑)。
ハルミチヒロ先生作品って、
やっぱり、ちょっとえちぃ場面が多めの印象もあり……
通勤時は避け、自宅でマグネットバイクをまわしつつ。
唐突に出会ったオタク青年・緑(みどり)くんとあざみさん。
あざみさんの強引な押しに屈し、
初めてを奪われる緑くんなのですが、
あざみさんにも事情があって……。
出会い方は少々強引で、
若干、「えぇーっ?」という感じはあるのですが、
ヒロインであるところのあざみさんに意外な背景がありまして。
そちらの方に興味をひかれる、と申しますか。
泥酔状態で出会ったあざみさん、女の子に恋する方で。
そして、その失恋の憂さを晴らすべく、
偶然出会った緑くんに……と、ね。
もちろん、経験不足な緑くんはどこかしら、
あざみさんに惹かれていって。
ただ、あざみさんの想い人のかおるさんがこれまた、
ちょっと困った方で……
人当たりの良い、誰にでも……な?
その周辺のトラブルにまきこまれつつ、
緑くんとざみさんの距離も近づいて、と。
出会いはアレでしたけれども、
少しずつ間が狭まっていくふたりがなんとも良い塩梅で。
締めも余韻が心地よく。
こういう終わり方は好きだなぁ、と思ったことでありました。
あと、読み終えてから思ったのは……
この作品は電車内でも大丈夫でした(笑)。
そういう場面がない訳ではないですが、
そこまで多くないですし(^^;)。
これくらいの作品が丁度いいなぁー、
などと思ったことでありました。
ということで、ハルミチヒロ先生作品満喫♪
満足♪