水上悟志先生『戦国妖狐』9巻 マッグガーデン 感想。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
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お話も進んで……悲しい、というか、寂しい、というか……。
千夜は自らの内の闇(かたわら)たちと対話、
"あそび"を重ね、力をまとめ上げていき。
千夜の成長は、真介はもちろんのこと、
将軍さまの言葉も大きく影響していて、
……それだけにその後、どうなるのか気になっていたのですが。
一応、歴史では、というのもあり、
先はある程度みえている、とは言っても、
やはり何とか……とは思うのが人情で。
ムドと千夜の対決は迫力満点!
スケールがどどーんと大きくなりまして、
その成長っぷりも伺える、というもので。
何気に月湖も活躍してみたりして(^^;)。
一心同体? になった千夜はさらに強くなった感。
将軍さまは……潔く、格好よく。
謎の5人組が不意に登場したのはかなり気になりましたけれども。
土地の神のおかげで、
仕えていたものは難を逃れたものの……うーん。
やるせなさ、というか、何か、もやっとするものが残り。
将軍さまじゃないですが、
笑わなきゃダメ、なんでしょうなぁ。
ムドも退け、京でも動きがあり。
たまも何かを見つけた様子で。
次巻は新たなお話の流れがありそうな。
そんな予感を感じさせる、区切りな9巻でございました。