古味直志先生『ニセコイ』25巻 集英社 感想。
- 作者: 古味直志
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: コミック
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- 作者: 古味直志
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/04
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完結編、ですね。ここまでの色々に決着。
私はアニメから入りましたけれども、
久々にラブコメ、満喫させて頂きました。
紆余曲折を経ての25巻でございますが、
なにか、すっきり、爽やかな読後の感じがなんとも、で。
ということで、
最近はお話ごとに感想でございましたが、
今回はまとめてさらりと。
★以下、ネタバレがありますので注意★
諸々の決着をつけていくのは継続で。
るりちゃん、舞子くんのふたりには
ホッとしたり、うるるときたり、で。
やっぱり、先生への気持ちを引っ張る舞子くんと、
そこもひっくるめてっぽいるりちゃん。
素敵だなぁ、と。
万里花にもちゃんと出番が用意されていて良かったなー、と。
みなの気持ちを知りつつ、自分の気持ちも隠す訳でもなく
全力で後押ししてしまう万里花……ちょっとせつない感じもありますが、
お見合いしまくりで、らしい感じ? でしょうか。
しかし、千葉県在住の方、すげえなぁ……愛、ですね。
そして、約束の地で過去に、今の気持ちに向き合う
楽、千棘、小咲……
しんどいですし、どう転んでもだれかが辛いですし。
もちろん、皆仲良く、な、ぼんやりした終わり方も出来たとは思うのですが。
きっちりと答えを出したのには好感触で。
やっぱり、それぞれの告白の場面にはグッときてしまいましたです。
小咲ちゃん、可愛いわ……やっぱり、つらいよね……。
……でも、私、そういう気持ちも愛おしくて、大好きで。
こういうお話は、困ったことに好みなのでした(^^;)。
そういう意味では小咲ちゃん、私のツボに入るヒロインだったなぁ……。
だんだん惹かれていき、ようやく、な、
楽と千棘は、もうちょっと早めになんとかしとけ!
な感じはありつつも、らしい感じもあって。
これで良かったかなぁ、と。
その後のふたりも自由にやっているようで何より、で。
最後の場面も清々しく。
良い終わりだった、と思います。
★総括★
満喫させていただきました。
ここまで続く連載を追いかけたのって、
初めてなのじゃないかしら、私。
様々なエピソードも楽しませていただきましたし、
各ヒロインの気持ちの動きにもドキドキさせられ。
最終巻、春ちゃんにも少し出番があったのは嬉しかったです。
登場してから、変わらずの春ちゃん推しとしましては(^^ゞ。
ポジション的に間違いなく叶わぬ恋、ではあるのですが、
そこでも持ち前の明るさで頑張り、涙する様! これが良いのです。
各ヒロインの先々には色々と思われるかたもおられるでしょうけれども、
私的には良い締めだったのかな、と思っています。
ちょっと辛いところもあったけれど……
それでも、千棘と小咲で分け合っているようなところも感じられましたし。
皆、明日へ向かって歩み始めた。
そういうところも良かったかな、と。
ということで、古味直志先生、連載おつかれさまでした。
次の作品も楽しみにお待ちしております!