鳥飼茜先生『地獄のガールフレンド』2巻 祥伝社 感想。
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1巻にもチラチラ出ていたようにも思いますが、
今回は三者三様な恋愛模様、恋愛観がなんとも面白く。
特に、シングルマザーな加南さんに動きアリ!
一回り近く年下の男の子に惹かれる加南さんですが、
その感情がちょっと面白く。
彼氏ではなく、"彼女"な彼に。
自分が"彼氏"として向かう、不思議な気持ち。
もちろん、我が子に対する思いだったり、
何とも難しい後ろめたさみたいものもあって。
90頁の加南さんのセリフ。
お母さんであって彼女でもあるなんて
なんかダメじゃない…?って
呟く声が聞こえない…?
……気になりそうなポイントではあって。
でも、そこを後押しする友情、のようなものをみせる
悠里さん、奈央さんがまた良い塩梅で。
こういう仲間?
一緒の方向を自然と向いてくれて、
とくに飾らず、後押ししてくれる存在っていいなー、などと。
ということで、一先ずの焦点は加南さん、ですね。
別れた、とは言っても前夫と完全に仲が悪いようではなく。
また、息子さんの存在と恋愛との板挟みになるかもしれない
心の動きも見どころで。
どうなるのかしら。
また、そんな様を間近でみる悠里さんや奈央さんが刺激を受けて
動き出すのではないかしら、という気もし。
何やらさらに面白くなってくるのでは?
そんな気もするのでした。
お話のラインも面白いですし、
日常の何気ないコト、化粧についての色々とか(笑)、
生々しいお話もあって楽しいです。
女同士の同居話、次巻も楽しみです。