『月刊コミックバーズ』2016年12月号 幻冬舎 感想。
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: 雑誌
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ますます私としては楽しみになってきた感のある『月刊コミックバーズ』。
今のところ、Kindle Unlimitedで読んでいるのですが、
現状の利用状況から考えて、
Unlimited解約で『月刊コミックバーズ』を都度購入、
でも良いかなぁ? などと思い始めてみたりもしつつ。
4作品もチェックを入れているのですから、
単発購入の価値も出てきたかな、とは思うんですよね……
もちっと悩んでみますけれども。
感想こそ書いておりませんが、
船戸明里先生のあんだろも読んでいることですし。
(こちらは単行本を積んでしまっていて、
そちらを消化してからでないと、何か悪い気がして……)
ともかく、チェックした作品の感想をば。
今回も楽しゅうございました。
■いけだたかし先生『時計じかけの姉』第1話
「姉と弟」
妖しい雰囲気は漂っていたのですが……思っていた以上、
いや、想定していなかった展開に
思いっきり引き込まれてしまって。
表紙に"精巧で歪んだ愛の形。"とあるものの、
さすがにここまでとは。
奔放? な弟くんに、
ちょっと変わった性癖な姉……
そして秘密……なのかな? もあったりして。
身近なひとたちは知っていそうな雰囲気ですけれども。
ふたりの行く末はもちろんのこと、
商店街だったり、ツグジ君がどう関わってきて
変化していくのか、などなど。
気になるところも沢山で。
どう動いていくのか、楽しみです。
■草野紅壱先生『純潔戦線』第2話
「魔法少女と歪み」
"性にアグレッシブ"という言い回しがかなりツボに(笑)。
前回、歪み? との戦いに巻き込んでしまった
藤間くんを説得……かな?
ただ、この塩梅からすると藤間くん、
今後も絡んでいかざるをえないような。
一般人に近い彼がどのような立ち位置について
魔法少女をサポートしていくのか、気になるところです。
って、まだそうなる、って決まった訳ではないですけれども。
魔法陣が身体に残ってしまっている以上、
行動を共にしていくしかないような気がするのよね……。
どんな歪みと対峙していくのかもアレですが、
見どころが増えて参りましたね。
次回にも期待!
■土山しげる先生『俺、南極で料理してます』第2話
色々と限られた中での美味しく、楽しく、
な食事のお話の第2話。
冒頭はシンプルな朝食のお話ですが、
んー、これが美味しそう、健康的に描かれておりまして。
あたたかな朝食を食べる幸せ満載、と申しますか。
卵にお味噌汁……生野菜が貴重なのは南極ならではですねー、
って、最近は天候の問題もあってスーパーでも生野菜、
お値段高めであれですけれども(^^;)。
日常の食事もさることながら、
お誕生日のご馳走もたまらない感じで♪
読んでいて心も身体もあたたかくなる、
そんなお話でございました。
■冬目景先生『空電ノイズの姫君』第4話
今回の扉絵は三つ編みセーラーな磨音ちゃん♪
流れる髪が素敵、です。
バンドにギターとしての参加を促されつつも、
微妙な雰囲気になってしまった訳ですが。
音を聴いたメンバーが心変わり? して、
あらためて磨音ちゃんのもとへ、と。
まだまだ悩んでいる、というか、
あまり関心なさげに見えるのですけれども、
ここからどう動き出すのか。
夜祈子さんと磨音ちゃんはより距離が近くなったような。
って、夜祈子さんの体調不良がキッカケですけれども。
さらにミステリアスなイメージも加わって、
何者なのか、
なにがあったのか気になる夜祈子さんなのでありますが……。
加わった謎もあれば、
明らかになった周辺事情もあり。
音楽の好みは磨音ちゃんと被りそうで、
ここからバンドのことと上手く絡んで回り出すのかなぁ?
お話の最初の方での、
歌の上手い夜祈子さんのイメージが強くて。
いよいよ本題? にも近づいてきたように思いますけれども、
まずは磨音ちゃんがバンドの件について、どう答えを出すのか。
そこの対しての夜祈子さんのリアクションも楽しみになってきた、
そんな第4話でございました。
来月も楽しみなり。