オーサ・イェークストロム先生『北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅<北欧女子オーサが見つけた日本の不思議> 』KADOKAWA / メディアファクトリー 感想。

[まとめ買い] 北欧女子オーサが見つけた日本の不思議（コミックエッセイ）

北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅<北欧女子オーサが見つけた日本の不思議> (コミックエッセイ)

オーサさんのシリーズ３冊目。
今回は東北から沖縄まで、オーサさんの日本国内旅行のお話。
マンガとしてもより磨きがかかってきておりまして。
これまでの４コマ１作品に解説がつくカタチには必ずしもなっておらず、
テンポよく読めるようになったような。
より、ひとつの旅行がまとまって読める印象、
と言いますか。


やっぱり京都旅行のお話が一番印象的、でしたねー。
いわゆる日本文化がギュッと詰まったようなところでしょうし……
少なくともイメージとしては。


芸妓さん、舞妓さんとのエピソードが興味深く。
作中にもありましたが、
日本人でも滅多に芸妓さん、舞妓さんに会う機会って
ないのではないかしら……などと思いつつ。
少なくとも私はなくて。


舞妓体験も読んでいて面白く。
さすがに男の私じゃ体験できないですし(;^_^A。
掲載されている写真も綺麗で〇、でした。
マンガミュージアム立ち寄り話は、
さすがはマンガ家さん、ですね。


広島の取材絡みのお話も食べ物から農業の話、
と多彩な体験が詰め込まれており。
楽しゅうございました。


内容も面白いですし、
コミックス部分と読み物部分、
さらに写真……と、バランスも前作に比べて良くなっており、
読みやすいです。
ここまででわかってきたオーサさんのキャラクターも
存分に活きておりまして。
ちゃんとベースがあっての旅行話、よかったと思います。


続編はいつになるのかしら、と、楽しみにしつつ。
まったり待つことといたします。